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回転木馬としっぽのうた



卒業式に告白って男としては困るというか
なんで、もっと早くに言ってくれなかった・・・!
俺の学校生活全然違ってたよ!!
ってなると思う。

中学卒業時ならいいんだろうけどさ、
高校卒業時だったら生活変わりすぎてそれどころじゃないって。
理由が無くても四六時中会えるのって学生時代のときくらいだろう。



男子高校生の日常面白かったけど、
原作ストック無いみたいだから2期はずっと先か。

期待してるとイカ娘2期みたいにガッカリするかもしれないから期待しないでいよう。





すんげー久しぶりに一週間程度でゲームクリアした気がするよ。
総プレイ時間35時間くらい+ロード時間。

難易度が温すぎると言われているが
これで難易度高かったら投げ出していたよ、間違いなく。


散々なことを書くが

どこの外注に出したのか、
まったくもって日本製らしくなかったハーツとは比べ物にならないほどには遊びやすい。



とにかく

愛が無いのだよ。

ストーリーなんざ最初っから期待していなかったが、

030.jpg
サクヤさん「待って! 追いかけてはいけないわ。冷静になって」

単身で敗走する敵将を見逃しておいて
態勢を立て直してから侵略されて、包囲されて、
より厳しい状況で戦う事になり
「なんてことを、許せない!」
そしてまた見逃す。

こんなんが延々と続く

俺『冷静になったほうがいいのは貴方のほうだと思いますよ、サクヤさん』(※1)

ずっとそんなこと考えていた。

こんなん作ってるほうも面白いと思ってないだろ。



まぁこれだけなら業腹ではあるが、どこにでもあるありふれた話だ。

大所帯のパーティなのに横の繋がりがねぇんだよ!

主人公との個別会話が各キャラ毎にあるが(※2)
あくまでも主人公と対象キャラの身内止まり。

ストーリー中で作品間での掛け合いがほぼ無い。
せいぜいがサクヤさんと過去に知り合っていたと匂わせる程度。

過去作のキャラのことを知りたければ「該当作品をプレイしてね」ということかもしれないが、
少なくともハーツからの続投組は外見は似ているが設定がまるで違う別人。(※3)
ティアーズ、ウインド組も容姿と声がそっくりなだけの別人かもしれない。

それだけに留まらず本作オリジナルキャラクターで
ヒロイン格のアルティナやエルミナですらストーリーの本筋に絡まない。
わけがわからないよ。
001.jpg011.jpg



個別エンディングも酷いものだ。
マジで取ってつけたような形だけのものばかり。

006.jpg
ローゼリンデのエンディングなんざ冗談抜きで10クリックもあれば終わる。
全10章のゲームで仲間になるのが8章クリア時のため、
自発的に好感度を上げなければエンディングに辿りつけないのにこの仕打ち。


ビジュアルと声優が全てで中身なんて知ったことじゃない。
そんな空気がひしひしと伝わってくる。



プレイ時間を引き延ばすためだけで仲間との会話一つ無い意味のないクエスト群も酷い。
特別に得られるものが無く、フリークエストや一般人のクエストを受ける必要は無い。
もちろんプレイ中はそんなことを知るはずもなく
イベントのフラグになると思って埋めることになる。

ストーリーのボリュームを増やせないから水増ししてるんだろうが
だったらクエストでキャラクターを掘り下げてくれよと。


もしかしたら何かの機会にこのゲームをやる人がいたら言っておく。

「クエストは受けるな」

「イベントはやるな」

時間の無駄だ。

どうしてもというならエンディング持ちのキャラの会話だけやればいい。
その先に待っているのは虚無だが。





戦闘パート

このゲームの戦闘、見た目だけ3D(飛び出す意味ではない)で
ターン制の1ユニットずつ操作する基本的なSLGだったんだな。
てっきりリアルタイム進行するゲームかと思っていたよ。
これは下調べをしていなかった俺の落ち度と言える。


仲間キャラが20人強いるのに出撃枠が5
その内1枠は大体がイベントでの強制出撃。
リザーブメンバー枠が3つあるのでレベリングには困らないのだが
ほんとに経験値が入るだけなので、なぜこの枠をもっと上手く使えなかったのかと。
控えのフォースを使用可能とかステータス補正とか色々やりようがあっただろ。

これに関してはクイーンズゲイトスパイラルカオスという悪夢(※4)のような出来事を体験した俺には些事であった。


敵味方共に超移動力、超射程で殴り合いにしかならず
なぜシミュレーションの体裁を採っているのか解らない。
蘇生アイテムも安価で大量購入でき(そもそも貨幣の使用価値がほとんど無い)
特にデメリットも無いため「サポートするなら殴れ」である。
あるいは特定キャラのフォースを重点的に改造して「疲労回復して無双しろ」

とまぁ、真正面からぶつかり合えば何事も無く終わる戦闘のはずだが
宝箱の回収があるのである。

この宝箱がなんとマップに映らない。
そこまで親切にする必要ないと思うだろう?
三人称視点だと大変なんだよ。
本来なら一瞬で終わる戦闘が無駄にマップ中を駆け回ることになる。

終わってみれば宝箱に有用なアイテムは何一つ無かったわけだが
そんなのも結果から見ればこそである。


敵のモデルが少なくて使い回しが多い、マップの種類が少ない。
いつも同じマップで同じ敵と戦っているような錯覚に陥る。

攻撃の演出が少なくて使いまわしが多い。
演出も地味でしょぼい。
そんなシックなイメージのゲームじゃないだろ。
せめてフォースLV5の演出くらい派手なのにしてくれ。

味方キャラのモデルはPSP最高レベル。


さすがに名のある他ゲームから流用しているだけあって大きな破綻は無い。
でもね残念な事に、こんな思い入れの無いキャラクター動かしても萌えないんだよ!
いやごめん、アルティナを動かして走るのを眺めるのは萌えた。エルミナの腋にも萌えた。
アルティナのフィギュアは発売したら買う。




総括してみると
ストーリーさえしっかりしていれば
ボシューム不足ではあるもののキャラゲーとしては満足なレベルのはずだったんだよ・・・・

それとネリスの声でやっぱりズコー





※1:サクヤさんは[調律者]という設定で善と悪のバランスをとって人間を弄んでるビッチ。
主人公に「私のやっていることは正しいの?」等とのたまっているが本編中で詳細は一切話さないので糾弾される事はなく、むしろ「サクヤさんのやってることは正しいですよ!」と崇め奉られる始末。
いっそこの設定こそ捨ててしまうべき部分だったのではないか。


※2:M.O.E.S(Mind Over Emotion System)
一つしか正解の無い選択肢を章毎に全キャラ分やることになる。
間違った選択肢を選んでロードすると対象キャラの目の前でセーブしていても街の入り口まで戻されるありがたい親切設計。
実際にはM.O.E.Sをやったところで特に意味は無いのだが、
そんなもん結果論であってプレイ中は良い選択を選び続ける事が何かのフラグ立てに必要かと思ってやることになる。


※3:本作はハーツのほぼ前日談であるが本編中で語られる事は無い。


※4:膨大な仲間キャラ数のくせに少なすぎる出撃枠、頻繁なルート分岐に強制出撃、意味不明なフラグ立て、
撤退するボスなどスパロボの悪いところを寄せ集めたようなゲーム。
尚、これの前作に当たるクイーンズブレイドでは全ユニット出撃で好みでないキャラでも次第に愛着が沸いてくる素敵仕様だった。




 

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