ブログのタイトルです。
センシティブな内容が含まれている可能性があります
709
- 2021/12/25 (Sat) |
- 鬱 |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
無価値だって言ってるじゃないのよ。
☆3チケットをどうか・・・
バランス調整のところの文言が不穏なんだけど。
「一部のウマ娘」ってことは
通常のバステややる気減少は変わらなかったりするのか・・・
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
『ふゆから、くるる。』
面白くなくはないというか・・・・
面白くなるまでが長いというか・・・
最近のエロゲーには多いことだが、
テーマに対してのボリュームが少ない。
キャラ同士の関係性が把握できないままにHするところから
物語が始まるのが良くなかったと思う。
Hシーンからキャラの性格や性向を読み取るべきところなのかもしれないが、
どの組み合わせも『受け/攻め交代制のターンバトル』みたいなHシーンで
読み手の思考が事務的なものになってしまって頭に入ってこない。
これが最後まで付きまとって
プレイヤーの気持ちは置いてけぼり。
積み重ねが無いから終わりの方の展開も
長い道のりの末に辿り着いた感が薄い。
ストーリーは『はるまで、くるる。』のセルフオマージュが多い。
オマージュっていうか、リブートの域に近くて
新しいイノベーションを感じなかった。
なまじ唐突に『四季シリーズ最終作!』なんて言わないで
独立したタイトルとして見れていれば違ったのに、
なんなら前作の缶詰少女のほうがシリーズ感があった。
あれの時間の概念にはイノベーションを感じとることができた。
シリーズ経験者にはトリックだの犯人だとかは見せかけだけの茶番。
と思わせてしっかり推理物してた。
でもやっぱり茶番だった・・・
殺人事件ものとして過程を楽しめないのは大きくマイナスだったよ。
この意味でもシリーズと銘うたないほうがよかったよ・・・
序盤は各キャラ視点で進んで
「今回は群像劇なのか!」って期待したものだが
蓋を開けてみればしっかり主人公視点の物語。
に、見せかけて肝心なところがフェードアウト。
あまり魅力的でない理由が開示されるのも遅いし、
その辺が分かった後に投げっぱなしってのは面白くない。
失意から立ち直る描写もなく、
立ち直れなかったのかもわからない。
推測はできなくもなくはないが・・・材料が薄いし
主人公として読み手はずっと付き合ってきたのに
そこはやらないんかい!ってなった。
読み手の気持ちが定まってないせいで
祈りのチェスのシーンが・・・
「なんかよくわからないけど感動的なシーン!!」に・・・
わかるけど、わかるけどさー!
(この展開に至るために空丘が辿ってきた道のりを)
逆算して考える泣ける場面って心がざらついてしまうわ。
ほんとにもうちょっとボリュームあれば全然面白くなったのになぁって。
「テキスト量は缶詰少女と同じだよ!」とは言うけど
扱ってる物が変われば必要な分量も変わるよ・・・
殺人事件なんて唐突に起こるものだけど、
事件発生前の日常パート的なのはあったほうがよかった。
雲母に物語の締めをさせるには雲母の情報が無さすぎて。
「序盤に退場したあのキャラが!?」みたいな演出かもしれんが、
ほとんど面識の無い最高のルックスのキャラが
急においしいところを持っていってもな。
つーか、テキスト量に制約があって現行の形になったなら、
ゆかりとベルリンの絡みは要らなかったよね!
ゆかりと雲母の執着なり悔恨なり描いておけばよかったんだよ。
ベルリンとか熾火とか絶対持て余して雑な扱いになってたよ・・・
PR
COMMENT