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何かと比較して物事を判断する性質なので

より強く、より刺激的な作品に出会うほどに

どんどん自分の首を絞めていってる。

『良い作品により多く出会いたい』気持ちは純粋でなく、

『○○より面白かった、○○よりもつまらない』といった

下卑た思想に染まりきっている。

優劣なんて必要ない。

良いものは良い。と思える人格形成が必要だった。

俺は文句ばっかり言ってるが、

割とそこそこ面白かったものには

(自分目線で)６０点くらいのニュアンスで伝えているつもり。

あくまで、つもりよ、つもり。実態は伴っていない。

そういう温いことやってるとアイオーンみたいな化物に出会った時に

「じゃぁこれ２００点ね」って事態になる。

やっぱり変な迎合はいらないんじゃないかって思うこともある。

アイオーンは「どこかで見たような」だらけのこの時代に

あれほどオリジナリティ高い作品を
あんなハイレベルで出せるっておかしいわ。

推理、推論、推察させる材料を惜しみなく詰め込んでいながら

先の展開がひたすらに未知の領域。

生い立ちや能力をいくら想像したところで、
起こるドラマは解らない・・・

あのクソゲー染みたシステムと、Ｈに次ぐＨも

未知の体験を構築する一因なのかもな・・・