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火曜日からはようやく引き籠れる予定。

週２～３日でアラフォーの引きこもりでも雇ってくれるところを探そう・・・

気が付けば１０月も終わりだよ！

今日のゲーム（今回感想長いです）

新約・帽子世界

旧版は未プレイ。

ロマサガ風ＲＰＧとの触れ込みだが、

時限要素とか無いし個別にシナリオがあるのでサガフロ１のほうが近いか。

９割神ゲー１割微妙そんなところ。

この１割の部分がけっこうでかいんだが。

ストーリーと設定がかなりよく出来てる・・・が、

帽子世界と現実世界が繋がってるのは、今の時代となっては胸やけ感があった。

旧版が公開された時期を考えればむしろ先端を行ってるわけだが・・・

この辺は当時に旧版やってなかったのが勿体なかったなぁと。

自分のプレイした順番がシキ→メル→・・・だったおかげで

早々に帽子世界の仕組みや謎が判明して残りのルートが超絶作業化していた。

一番最初に選んだシキ編が非常に好みで、そこで満足してしまっていたこともあり

下手したら全ルート終了後に登場するヨウコ編に気づかないまま終了していた可能性もある。

本当にシキ、ツバメ、ヨウコの組み合わせが大好き。

関係性はもちろんのこと、

シキ編のストーリーラインが良かったのが大きい。

少しずつ謎が解かれていくのと同時に

ラスボスとの戦いに備えていく積み重ねからの対決が素晴らしく熱い。

演出的には各ルートともラスボス辺りはすっごい好き。

ストーリー的にはイマイチなドーラとジャニスも

ラスボス戦の仕様がスペシャルな仕上がりなので帳消しにできる。

ダレにダレて６周も周回を重ねてようやくのヨウコ編だがこれがまたマーベラス面白い。

周回時に探索や育成をすっとばしてたせいで酷い目に遭ったが夢中になって止められない・・・

胸やけしてるだのなんだの言っても、各ルートの救いきれない結末を経てきた上で

苦難を乗り越えて最高の結末を目指すってのは

わかっていたってそりゃ胸が熱くなる。

でも、ここまで各ルートともラスボスに因縁があって盛り上がったのに

締めのヨウコ編はぽっと出のラスボスで盛り下がるのはちょっと頂けなかった。

最後の最後でようやく全キャラ使えるようになったのに

ラスボスの仕様的にジャミング突破できないと難易度が跳ね上がるので

編成がある程度強制されたのも頂けなかった。

この仕様ならストレートにユノーが依り代になるほうがストーリー的に良かったと思うが、

それだと使う使わないは置いておいて最後までユノーが使えないことになるから駄目なのか。

・微妙な点

戦術を切り替えながら戦う戦闘に

ジェムとオーパーツの組み合わせで

システム的にはこれまた非常に楽しめる。のだが...

一週目で一部固有スキルを除き全てのアーツを習得できてしまう。

ステータスと熟練度もほぼ現実的な上限に近いところまで育ってしまう。

装備品とオーパーツもほぼ出そろってしまうので

２～６週目がほんっっっっっっっっとうに作業。

ゲーム全体の尺から考えると、早々にストーリー以外の楽しみが無くなってしまう。

そのくせ、強くてニューゲームで引き継げる要素がなまじ多いものだから

汎用キャラと違ってステータス初期値の主人公が厳しい。

中には汎用キャラで無理やり押し切れるルートもあるが

ジャニス編のようにどうしても使わないといけないこともあって紛れもなく苦痛だった。

ヨウコ編を未プレイを終わらせるのはあまりにも勿体なさすぎるゲームなので

ここはどうにかしてもらいたかったところ。

仲間にならないキャラにも戦闘用のグラフィックにモーション、バストアップまであるんだから

各ルートで仲間になるキャラが違っても良かったんじゃないかな。

どうせ主人公育成しなきゃならないんだから。

プリム使いたかったぞ。

微妙な点は確かにあるが、すごいのめり込んでしまった。

ボス戦も一つの勝ちパターンを流用できるものから、

強スキルが対策されてるボスも居たりで色々試行錯誤して戦えて非常に楽しめた。

技、魔法、装備、オーパーツがストレートな性能の物ばかりだったのは素直に残念。

オープンワールドのアクションゲームも好きだけども

やっぱり、こうやってパーティ組んで育成するゲームのほうが性に合ってる気がする。

群像劇大嫌いな日本人にはイマイチかもしれないが、

登場人物の多くに背景とストーリーがあってめちゃくちゃ面白いゲーム。

お勧めの逸品です。