この時期になると卒業式前日辺りの夢をよく見る。
実際に体験したものじゃなくて、出てくる人物がどんな人だったかも思い出せない丸っきり嘘の俺の妄想の卒業式前日なんだけど、
楽しそうにしてるんだよ、俺が。
第二ボタンを貰いにくる女子を望んでいたわけじゃない。
いつまでもこんな時間が続けばいいのにと思いながら、
ただ疲れ果てるまで遊び倒して終わりたかったんだ。
小中高全部、そそくさと帰ったわけでもないが
せいぜい昼過ぎまでおしゃべりして解散だった。
こんな結末なんて要らない、やり直したい。
そんな想いに溺れて俺はいつまでも夢見続けるんだろう。
今も引きずってるのだから一生。
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