忍者ブログ

ブログのタイトルです。

センシティブな内容が含まれている可能性があります

Precious Blue


マウンテンデュー味 コーンスナックが食べてみたい。
コーラ味のスコーンで痛い目にあったにも関わらず。


たまには年賀状を出そうと思うといつも喪中。
でもググッてみると祖父母の場合は関係ない模様?
同じ家に居て親父、お袋はダメで自分は関係ないってのも居心地が悪い。
もう今更だが。







1位『乙女理論とその周辺』
2位『幻創のイデア』
3位『大図書館の羊飼い』

世間的には『君と彼女と彼女の恋。』辺りになるのだろうか。
同ライターの『スマガ』が合わなかった俺は回避したが。



『乙女理論とその周辺』
今年唯一前作からの期待の高さに応えた作品。

旧作キャラを無理矢理登場させた時には
無理矢理活躍させるクソの見本みたいになるだろうと焦ったが
そこは弁えてくれていて助かった。
でも逆に前作のルナ様人気を思えば今作のイマイチな評判もわからなくもない。
ルナ様がハチャメチャに暴れまわってくれるのを期待した人も少なからずいたはず。

ファンディスク的な位置づけではなく
これ一本で充分な内容とボリュームを備えている。
アペンドの存在を考えると前作プレイ済みであるに越した事は無いが
前作体験版程度の知識量でも差し支えないはず。

前作の、ヒロインに引っ張ってもらう
どこか女々しいスタイルから変わって
今回は信じる心や立ち向かう強さを持った
前向きで力強い気持ちの良いスタイルになっている。

前作の瑞穂ルートのようなハズレが無いのが良い。
バッドエンドも含めてどのルートのエンディングも素晴らしい。
それぞれが違う結末にも関わらず、
どのエンディングでも大蔵家の違う幸せのカタチに辿りついている。
遊星が居る限り絶対に大蔵家の絆は守られることに俺の心は感動せずにはいられなかった。こういうマルチエンディングって記憶に無い。

残念なところは、
誰も西又先生にエロは期待していないと思うが、
まったくエロシーンは使い物にならない。
そりゃもう清清しいほどに。
本当の処女は初体験のとき痛いと喚くだけなのかもしれない。

釣り乙、乙論で続けてのりそなルートならアニメ化は可能なのかな。



『幻創のイデア』
女の子は戦っちゃダメだ!
なんてどこかで見たような主人公だったときには
これは地雷に当たっちまったと思ったものだが、
無能主人公ってほどでもないし、
もう1人の主人公の赫があまりにもかっこいいので
多少クセのあるキャラ付けのほうが釣り合いが取れていて良かったのだと思う。

何が素晴らしいって
・必要以上に舞台に役者を上げない。
・登場キャラの格を下げない。
この2点がしっかりしているところである。

これが出来ている戦闘物ってほとんどないのよね。
正田卿もファーブラの頃は出来ていたのに・・・

幻覚系の能力なんて大抵の作品では気合で打ち破ったってクソ展開になるのに、ルージュは最強のまま終わった。
バラシィも不死身のまま死んだ。
ピンチの時は師匠キャラが助けてくれる役割を前半で果たしつつ
後半は出しゃばらずに今日子さんは退場した。

人によってはお約束を外したこの展開に不満を感じるかもしれないが、
俺が苛立ちを覚えることを避けたこの作品は妙にツボにはまった。

これ以上の高望みををするのもなんだが、
能力が火や雷などありきたりな物だったのが残念と言えば残念。
ストレートなバトル物はある意味これで完成形とも言えるので、
中期くらいまでの上遠野浩平が描いていたような能力バトル物の登場が待たれる。


余談ではあるがこのゲームやって桃井穂美を見直した。
アホな子専任のおバカな人の印象を俺は持ってたんだけど、
キャラの魅力の引き出し方、演技の分け方が凄まじく上手い。
単純な演技の上手さではないこういう能力ってアニメやゲームでもっと重宝されるべきなんじゃないか。
表でも新井里美を無理矢理使わないでぎbいや桃井さんを使ったほうが良かったのいっぱいあるだろ。



『大図書館の羊飼い』
作品の質そのものについては申し分無い。
だがユースティアに比べるとどうしてもね。
これに関しては発売当時に書き殴ったので長々と話す事もないな。

二回処女を奪えるのはナイス。

続編のDreamingSheepの内容次第では再評価も充分ありうる。




振り返ってみると、
例年はダークな傾向が強かったが、
今年は前向きなエロゲーの年だったと言える。
ヒロイン誰も死んでないしね。

当たり年の予感を見事に裏切った肩透かしの年でもあった。
特に個人的期待度の高かった『お嬢様はご機嫌ナナメ』と『なつくもゆるる』は痛かった。どちらも止むを得ない事情があったのは分かるのだが、

『お嬢様はご機嫌ナナメ』は経済(笑)と言われても
第一部のスタンスを貫いて欲しかった。
廃校問題と戦うゲームに良作は無いのだ・・・
無茶な要求にも応えられる程度にライターの能力があったことが不幸か。

『なつくもゆるる』はメインヒロインそっちのけで姉と紫穂Aだけで話が完結してたのが×
姫佳ルートでは零佳姉さんが家を出たときにばかりスポットが当たっているけど
当間家はこういう家庭なんだよって背景を描くべきだったし、
ユウリルートではマンイーターの社会性について、
りねルートではマンイーターの人間性に触れるべきだった。
紫穂Bも紫穂Bだけに出来る、射精の瞬間だけ現れる以外に役割はあったはずなんだ。

一番萎えたのが話のメインである姉が大して理由も無いのに作り物だったこと。
主人公を成長させるより姉に世界を救わせたほうが楽じゃんってのを防ぐこじつけなんだろうけど。

この作品単体で見ると不満は多々あれど
小さくまとまった作品と言えるのだが・・・
ライターがラノベや他社作品が控えてる状況で
他で使えなかったネタをなんとか形にしました感が強いのがなんとも。
近年まれにみる快作だった『はるまで、くるる。』との落差は大きい。




今年の収穫は幻創のイデアくらいか、
偶然にも木村あやか欠乏症にかかっていて
対抗馬が外出しフィーバーやヒロインそっちのけで姉と戦う話で
自爆してなければ見向きもしなかっただろうな。
時間を見つけて過去作の死神のテスタメントもやってみようと思う。

あんまり言いたかないが、
割れが少なくなったせいで隠れた名作が隠れたままになったのか
今年は風評でやりたくなるようなゲームが目に付かなかった。。
自分自身で気になったゲームしかやらないから偏ってしょうがない。
来年は今以上にエロゲー市場の規模は縮小するだろうから未来は暗い。

それではみなさま、See you next year

拍手[0回]

PR

COMMENT

NAME
TITLE
MAIL (非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS (コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます
 
  

カレンダー

06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

ブログ内検索

Copyright ©  -- ブログのタイトルです。 --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Material by petit sozai emi / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]