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High+Teen+Night!



アメリカ人がいらつく言葉、1位 『whatever』(どうでもいい)

アメリカ人かどうかは分からないが宗教の勧誘みたいなのに
「あなたは神を信じますか?」的な事を訊かれて
「どうでもいい」って答えたときの彼らの汚物を見た表情はコレか。

余談ではあるが、
神を全知全能と崇めているのなら
世の中が良くならないのは神が無能だからとも考えるべきではないのだろうか。
どこかの偉い人が言ってました。





俺の今年面白かったエロゲー

ノミネートできるレベルの作品が少ないため
各順位間の差は相当大きいと思って欲しい。

1位『はるまで、くるる。』
2位『月に寄りそう乙女の作法』
3位『古色迷宮輪舞曲』


今年の1位は珍しくメインヒロインが死んでない。
振り返ってみると

c677832chara1.jpg
2011年

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2010年

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2009年

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2008年

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2007年


2008年の朽木冬子(四肢切断)以来である。





1位『はるまで、くるる。』
キャッキャッうふふは
ハーレム物として完成された形態の1つだと思う。

キャラの台詞がいちいち名言だらけ。
シリアスとギャグが同時に混在している。
でもシュールじゃない。

自己崩壊を起こすほどに気の遠くなる遠大な話を
飽きさせず悲しませず楽しく描ききった快作。
エロゲの脚本としては勿体無いほど。

ライターの過去作を見てもパッとしないのだが
なんでこんな人が今まで埋もれていたんだ。
東出みたいに有能な人がディレクションして輝くタイプなのだろうか。





2位『月に寄りそう乙女の作法』
複数ライターだから・・・
瑞穂ルートさえなければ・・・
Rewriteの竜騎士に比べたら手緩いが酷いキャラ崩壊だ。

俺の攻略順は湊→ユーシェ→瑞穂→ルナで

努力で天才に一矢報いる、ある種泥臭いユーシェルートに感動した俺は
瑞穂ルートでユーシェはこんなのに下に見られてるのかと思うと憤懣やるかたなかった。
ルナルートを気持ちよく迎えるために
《最後まで改める事のないわがままプリンセスっぷりも、
 簡単に心的外傷を克服できたらそれもまたご都合主義》
と気持ちに整理をつけるために一週間近く時間を置く必要があったほど。

はっきり言って瑞穂に朝日は勿体無さすぎる。
まじで朝日が可哀想。

その辺の凡ゲーでやるならまだしも
このゲームに収録される話にしては俗すぎる。


あとはグランドルートがあると思っていただけに物足りなさがある。
大蔵家やジャンのことは結構投げっぱなしだし。
これ絶対にファンディスク出るよ。
でも従者とのエッチシーンは追加しなくてもいいんだが。





3位『古色迷宮輪舞曲』
シナリオだけならシュタゲよりも良いと思う。

この手のゲームにしては珍しく

謎の組織(ラウンダー(笑))等が無い。
ゲーム内で得られる知識だけで無理なく物語を把握できる。
このゲームのを伏線と言っていいものか判断しかねるが伏線が素晴らしい。

所謂、普通の伏線は"後に繋がるための前フリ"だが、
古色迷宮の場合はよくある意味ありげで思わせぶりな前フリは無く
むしろそういう要素は「必要な物を手に入れてからここに来い」と堂々としている。
古色迷宮は後から見て整合性が取れていることに驚くのである。
伏せてないのに騙しとおされたというか
表から見た場合でも、意味のあるものとして見た場合でも成り立っている。

そりゃリアリストが冷静に見たら滑稽なもんだが、
ゲーム内の括りで見るとほとんど破綻してないと思う。
少なくとも俺は驚愕するほどに気づかない。

ライターは明らかにinfinityシリーズや科学アドベンチャーシリーズの影響を受けていると思うが、ただのパクりでなく自分の色で上手く昇華している。

主人公も良い。
常人では無いが
ヘタレでもなければ万能超人でもない。
かといって無個性でもない、
むしろ一貫したスタイルを持っている。
最初は「どうせモテモテのハーレム主人公になるんだろ」なんて思っていました。
自己投影は出来ないが感情移入を阻害するほどではない
少しだけカッコイイと思わせる絶妙のバランス。


だが、シナリオ以外は・・・
キャラデザ、塗り、OP、背景、BGM等など
雰囲気作りに悉く失敗している。
失敗ではなく予算がないための手抜きか。

イノグレくらい気合入れろとは言わないが、
もうちょっと、ねぇ

最後までやれば現状でも悪く無いとわかるのだが、
それならそれでメルヘンな方向に頑張って欲しかったし
どう考えても擁護不可能。





特別賞『終わる世界とバースディ』
EDだけなら今年一番好き。
ハッピーエンドが絶対正義と囁かれて久しいが
やはり俺はビターエンドが好き。
これはビターってかハッピーエンドが一切無いが。
それともメインヒロインが死なないと俺は駄目なのだろうか。

内容は同じくねこねこの傍流のようなはるくるにおもいっきり食われていた。
こちらはもっと危機感を煽る内容で攻めてから後半で落としてもよかったのではないか。





総括すると、
つり乙が無ければ1位から3位まで全部ループ物という異様な事態になりかねなかった。
はるくるはループ物じゃないが。

2012は過去に例を見ない最低の年と言い続けてきたが
終わってみれば中堅どころはそこそこあったのかな。
一作だけ突き抜けていた2010年と
小粒しかなかった2012年のどちらがいいのかと言えば難しいところ。


毎年思うが12月発売のゲームはどう扱えばいいんだろうな。
DiesといいWA2といい夏ペルといい・・・


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